現役慶應生シニマルの色々ブログ

学生が学生ライフや趣味(野球…)などなど色々綴っていくブログです!

【MLB球団紹介in2020】Los Angeles Angels ア・リーグ西地区

<歴史>

1961年誕生。初めてのリーグ優勝はワイルドカードから勝ち上がった2002年で勢いそのままにワールドチャンピオンにも輝いた。それ以降はV.ゲレーロ、B.コロンらが活躍し2009年までに5度地区優勝を果たす黄金期に入る。そして現在はM.トラウト、A.プホルス大谷翔平らのスター選手が在籍している。ちなみに1997〜2003年まではウォルトディズニー社が経営に関わっており、2002年時のワールド制覇のパレードはディズニーランドで行われた。

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<昨シーズンと今シーズンの展望>

昨季はT.スカッグスの不運な死もあり、慢性的な投手不足に陥り中継ぎ投手だけで試合をやりくりするブルペンデーにせざるを得ない場面があった。MVP級の活躍をするトラウトや守備の名手シモンズらの野手陣に加え今季はナショナルズのスター選手A.レンドンが加入。野手は万全だ。問題な投手はJ.テヘランやD.バンディを補強したもののG.コールの獲得に失敗。先発陣をけん引するエース格は不在。今年も投手不足に苦しみそうだが去年よりは改善されており、あわよくばプレーオフも狙えるシーズンになるだろう。

 

<スタメン予想> ※赤字は新加入

キャッチャー:J.カストロ

○統率力/×打率

スタンフォード大出身の秀才キャッチャー。昨季までツインズに所属していたが、M.ガーバーの活躍もあり捕手の層の薄かったエンゼルスに移籍した。二桁打てるパワーはあるだけに2割5分というラインを超えていけば合格点だろう。

 

ファースト:A.プホルス

○三振数、パワー/×劣化、足

MVP3度受賞の球史に名を残すレジェンド。史上4人目の2000打点、3000本安打、600本塁打を達成し。将来の殿堂入りは確実とも言われている。しかしそんなプホルスも40歳の晩年期で攻守で全盛期のような輝きは見られない。しかし20本の本塁打をマークするパワーはまだあり、最後の奮起に期待したい。

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セカンド:D.フレッチャ

○ミート力/×パワー

昨季は2年目ながら154試合に出場し充実の一年を過ごした。打率も2割9分と高打率を記録。今季は内野のレギュラー争いが激しいだけに本塁打を含めた長打を増やしてアピールしていきたい。今季からレンドンの加入により背番号を6から22に変更した。

 

サード:A.レンドン

○打撃、勝負強さ、守備/×不良債権の危険性

昨季の覇者ナショナルズから7年260億円の大型契約で加入した一流プレイヤー。去年は打点王を獲得するだけでなく、ポストシーズンでも勝負強さを見せつけ、さらにはリーグ屈指の好守備も持ち合わせており弱点という弱点がない。エンゼルスポストシーズンに導けるか?

 

ショート:A.シモンズ

○一流の守備、ミート力/×パワー

日本でもファンが多い、オランダ代表ショートストッパー。なんといっても彼の魅力は守備で、守備範囲、正確さ、インパクトはどれも超一流で通年プレーできればゴールデングラブ賞は堅い。最近は打撃も向上傾向にあり怪我なくプレーできるとエンゼルスとしても大きい。

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レフト:J.アプトン

○打撃/×緩慢なプレー、守備

かつては全体1位で指名された元トッププロスペクト。期待されていたほどではないが打撃では30本をアベレージに記録するなど結果を出している。しかし注意力散漫な守備など目も当てられないようなプレーをしてしまうのが玉にきず。DHに置きたいがプホルスと大谷がいるためにレフト起用が多い。

 

センター:M.トラウト

○打撃、選球眼、走塁/×なし

毎年MVP候補に挙げられ、MVP3回受賞のスーパースター。走塁、打撃はトップクラスで、守備に関しても肩の弱さを指摘する人もいるが他のツールと比べるとであって5ツールプレーヤーにふさわしい選手。2018年から12年総額480億円の契約を結んであり、実質的に終身契約とされている。

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ライト:B.グッドウィン 

○打撃/×精度

昨季エンゼルスから移籍して本格的にスタメンに定着した遅咲き外野手。打撃が持ち味でホームランも20本近く見込める。攻守において精度を上げてさらなるステップアップをしていきたい。マイナーにはトッププロスペクトであるJ.アデルもいるため、控えに回る可能性も。

 

DH:大谷翔平

○広角打法、パワー、走塁/×三振

打者としてメジャーでも通用するということを2年間の成績が示している。2年でフル出場ではないが40本の本塁打を記録し、逆方向への本塁打も多い。三振は多いもののクリーンナップに座るに十分な成績を残している。本塁打を放った時の実況が「Big Fly Ohtani San!」と叫ぶのが恒例となっている。

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<投手陣予想>

先発1:J.テヘラン

○イニングイーター/×球速、制球

ブレーブスから移籍したタフネス右腕。7年連続で規定投球回をクリアしているのは立派。球速自体は速くないため切れ味での勝負とはなるが、近年は制球面で不安があるため圧倒的な成績を残すというタイプではない。

 

先発2:G.キャニング

○球威/×制球、肘の故障

昨季デビューした期待の先発。制球こそ不安があるものの、カーブとスライダーを組み合わせた投球で三振を奪うことができる。ローテの中心を担うだろうが肘の故障があるだけにTJ手術の可能性も拭えない。

 

先発3:大谷翔平

○速球、奪三振/×故障明け

5月から登板復帰が予定される、日本を代表する二刀流プレイヤー。故障しがちなためどれくらい投げられるかが予測できないが、本来の投球ができれば縦に鋭く落ちるフォークと最速165キロのフォーシームで奪三振ショーを見せてくれるはずだ。

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リリーフ1:K.ミドルトン

○速球/×手術明け、コントロール

トミージョン手術から帰ってきた速球リリーバー。復帰後は7イニングで7四球と制球に課題を見せたが、頼れるリリーフ投手が一枚増えたのは大きい。活躍次第ではクローザー起用も?

 

クローザー:H.ロブレス

○コントロール/×気性の荒さ

昨季はクローザーとして自己最多の71試合に登板した。72イニングで四球が16と安定した投球で試合を締めた。多少の気の荒さはあるものの去年のような投球ができれば問題なしだろう。

【MLB球団紹介in2020】Miami Marlins ナ・リーグ東地区

<歴史>

球団拡張により1993年にフロリダマーリンズとして誕生した歴史の浅いチーム。イチローが2015年から所属したことで日本での知名度も増したのではないだろうか?スモールマーケットで資金力がないチームだがG.シェフィールドらが在籍した1997年とJ.ベケットらが活躍した2003年と2度ワールド制覇を果たしているのは立派だ。スタジアムは元々はアメフト用のスタジアムを使用していたが2011年に新球場のマーリンズパークを建設、そして球団名もマイアミマーリンズに改称した。大規模な主力選手放出をすることで有名で、最近ではG.スタントン(ヤンキースへ)、C.イエリッチ(ブリュワーズへ)、D.ゴードン(マリナーズへ)らを一気に放出している。そのせいもあってかチーム人気は低く、スタジアムも空席が目立つ。

 

<昨シーズンと今シーズンの展望>

昨季はリーグワーストの105敗と目も当てられない成績を残している。野手ではB.アンダーソンやJ.アルファロ、投手はS.アルカンタラといった選手が活躍を見せているがまだチームをけん引するほどではなく、さらにマイナーも充実してきてはいるがまだ足りない状況。暗黒期はまだ続きそうだ。今期は先ほど挙げたような若手選手がどれほど成長するかをウォッチするシーズンになりそうだ。

 

<スタメン予想>

キャッチャー:J.アルファロ

○打撃/×選球眼

コロンビア出身の正捕手候補。捕手ながら2割後半の打率を残し、18本塁打を記録。今季は三振と四球の比率を改善しさらなる飛躍を遂げたい。守備は強肩ではあるがもう少し精度を高めていきたいところ。

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ファースト:J.アギラー 

○パワー/×昨季不調

100キロを超す巨体で2018年にはブリュワーズで35本塁打108打点を記録したパワーヒッター。しかし昨季は12本塁打と不調に陥いり、ウェイバー移籍でマーリンズに加入。一昨年のような成績を残してマイアミの主砲を担ってほしい。

 

セカンド:I.ディアス

○打撃/×実績なし

昨季メジャーデビューの23歳。メジャーではまだ適応出来ていないが、マイナーではOPSが9割を超える成績で今季への期待は大きい。守備でも失策する場面は多いが改善の可能性はあるのでJ.バエズのようなスター選手になれるか注目したい。

 

サード:J.ビヤー

○盗塁、/×三振数、三塁守備の経験

去年は盗塁王の輝きを取り戻した一年だった。40盗塁に加え本塁打も24本も放ち、サイクル安打も記録した。ショートにはM.ロハスがいるため、現時点では経験の少ない3塁守備を担当するので上手く適応出来るかが不確定要素だ。

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ショート:M.ロハス

○三振数、守備/×パワー

マーリンズでは6年目のシーズンを迎える。守備型内野手という位置付けだが、2割後半の打率を残せる。I.ディアスや他の野手次第ではセカンドやサードを守る可能性もある。

 

レフト:C.ディッカーソン

○打撃/×守備

3割近い打率と長打でチームに貢献する左打ち外野手。昨季は怪我で78試合出場にとどまったが安定した成績を残している。守備自体は平均以下だ。

 

センター:L.ブリンソン

○アスリート型、身体能力/×コンタクト能力

今年真価が問われる元プロスペクトの外野手。元々は走攻守で期待されたトッププロスペクトで、マイナーでは優れた成績を残しているが、メジャーでは打率1割台と大いに苦しんでいる。今季適応出来なければMLBの舞台からフェードアウトか?

 

ライト:B.アンダーソン

○打撃/×インパクトのある成績ではない

焼け野原状態のマーリンズだが、アンダーソンはまだ見れる数字を残している。昨季は20本、OPS8割を記録しまだ26歳で飛躍の可能性も残している。元々は三塁手だが、ライトでの起用がされる見通しだ。

 

<投手陣予想>

先発1:S.アルカンタラ 

○イニングイーター、速球/×まだエース格ではない

3点台後半と悪くはない成績ながらチーム事情もあって、6勝14敗と大きく負けが先行してしまった24歳右腕。150キロを超す直球で勝負するタイプで完投すらも少ないメジャーで2完封を記録しているのは立派だ。今季は勝ち星を増やしたい。

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先発2:C.スミス

奪三振/×被本塁打

昨季は10勝に到達したが、リーグワーストと被本塁打を許してしまった。イニング数を超す奪三振を記録するタイプなので不用意な一発が減れば飛躍のシーズンに?

 

先発3:J.ヤマモト

○3球種を織り交ぜた投球、伸びしろ/×四球

ハワイ出身日系三世。去年のデビュー戦では7回無失点の好投を見せた。被打率自体は低いので制球力が向上すれば大化けもあり得る。同じく日系3世のイエリッチとのトレードでブリュワーズから加入した経歴を持つ

 

リリーフ1:B.キンツラー

○ゴロ/×一昨年の不調

一昨年の不調から一転、昨季は2点台と復活の兆しを見せたベテランリリーバー。35歳のシーズンだが打たせてたらピッチングのため速球型よりも劣化はしないとの見方もある。マーリンズでは勝ちパターンでの起用とされる。

 

リリーフ2:R.スタネク

○速球/×救援登板

レイズ時代はオープナーでの先発起用が多かった。昨季途中からトレードで加入して、本来の中継ぎ起用に戻ったが、22試合登板して防御率は5点台半ばと大乱調。このままだと勝ちパターンからは外れるだろう。

 

クローザー:D.ステッケンライダー

○被打率、奪三振/×被弾

抑えとして期待された昨季は15試合登板にとどまった。フォーシームを軸に投球を組み立てるが、14イニングで6本のホームランを打たれており今季抑えとして機能するかは不透明。

 

【MLB球団紹介in2020】New York Yankees ア・リーグ東地区

<歴史>

言わずと知れた名門球団。リーグ優勝40回、ワールドシリーズ制覇27回は圧倒的な数字だ。1901年に球団が創設されて以来、B.ルース、L.ゲーリック、M.マントル、R.ジャクソン、R.クレメンス、D.ジーター、A.ロドリゲスなどスター選手が在籍している。規律を重んじ、髭や長い髪は禁じられており、選手が移籍した際は身だしなみを整える紳士球団。ちなみに歴史が長いのと数多くのスター選手が在籍していたこともあり、永久欠番が22個もあり1番から10番全てが永久欠番だ。

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<昨シーズンと今シーズンの展望>

昨シーズンは一時期には11人もの選手が故障者リストに入るなどけが人でスタメンが組めるほど離脱者に苦しんだシーズンだったが、アーシェラやルメィヒューといった伏兵が活躍し、103勝で地区優勝を果たした。しかしリーグ優勝決定戦でアストロズに敗れ、2009年以来のワールドシリーズ進出は叶わなかった。オフにはそのアストロズからコールを9年3億2400万ドルという超大型契約で獲得し、2009年以来のワールドシリーズ制覇を目指す。

 

<スタメン予想>赤字は新加入

キャッチャー:G.サンチェス

○パワー、強肩/×捕球、打率

規定打席未到達ながらヤンキースの捕手本塁打記録となる34本をマークした、パワーがウリの捕手。打率は高くないがコンスタントにホームランをマークできる。守備はキャッチング問題を抱えつつも、高い盗塁阻止率をマークするなど肩には自信あり。

 

ファースト:L.ボイト

○パワー、四球/×ヘルニア

2018年途中にカージナルスからトレード加入し才能を開花させたパワーヒッター。三振は多いもののその分四球も選べるため計算ができる打者だ。不安要素は昨季にヘルニアで離脱をしており、それの症状悪化だ。

 

セカンド:D.J.ルメィヒュー

○アベレージヒッター、守備/×パワーに関しては確変??

ロッキーズから移籍した昨季は、故障者続出の内野陣を支えた。ヤンキースでもアベレージヒッターとして、3割2分7厘をマークしただけではなく、キャリアハイとなる26ホーマーをマーク。守備も確実性の高い守備で過去にはゴールデングラブ賞を受賞するなど高評価だ。

 

サード:G.アーシェラ

○打撃/×選球眼、真価の問われる1年

ヤンキースに移籍して大飛躍の一年となった。2018年はDFA(戦力外に近い放出)されるなど目立った活躍はなかったが、昨季は故障のM.アンドゥハーに代わり正三塁手の座を射止めた。成績も3割1分4厘と文句なしの成績を残した。ただ今季はM.アンドゥハーも復帰するため試練の一年となる。

 

ショート:G.トーレス

○パワー、若さ /×過去にトミージョン手術、守備

ヤンキースの未来を担う打撃がウリのスター候補。昨季は22歳ながらチーム最多の38ホーマーとスター階段を駆け上がっている。守備に関してはセカンドとショートを守れるが失策は多めだ。

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レフト:C.フレイジャー

○長打力、守備/×三振

さらなる飛躍が期待される25歳の外野手。長打力、肩と攻守に優れているが三振が多いのがネック。層の厚いヤンキース野手陣の中で定位置をつかむことができるか注目したい。

 

センター:B.ガードナー

○俊足、守備/×高齢

ヤンキース一筋でプレーする、36歳のベテランプレイヤー。昨季は離脱者の穴を埋める活躍を見せ、本塁打は26本と自己ベストを更新した。かつては盗塁王に輝いた俊足を生かし、守備でもチームを支える。

 

ライト:A.ジャッジ

○パワー、守備、人格/×三振、怪我

2メートル超えの体からホームランを量産する。ヤンキースの大砲。2017年に新人王とホームラン王を同時受賞したが、ここ2年は怪我で納得のいくシーズンを送れていない。フルシーズンでプレーできればヤンキースも安定した戦いを繰り広げられるだろう。人格者として知られ、ファンサービスもいい。またヤンキースタジアムでは名前にちなんだ裁判官のシートが設けられている。

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DH:G.スタントン

○パワー/×三振、怪我

凄まじいスイングスピードで、スタンドに特大ホームランを打ち込む、MLBを代表するアーチスト。打球速度は最速199キロと殺人級の打球を放つ。しかし昨季は複数の怪我でわずか18試合の出場にとどまった。今季はヤンキースタジアムでホームランを量産する彼の姿をみたい。

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<投手陣予想>

先発1:G.コール

奪三振、速球、変化球/×投球過多?

常勝軍団アストロズから9年3億2400万ドルという大金でヤンキースに加わったドクターK。155キロ近いフォーシームと切れ味鋭いスライダーとカーブで打者を手玉にとる。2018年にアストロズに移籍してから2年で35勝10敗と圧倒的な成績を収め、ヤンキースでもエースとして活躍ができるか注目だ。西海岸カリフォルニア州出身だが父の影響でヤンキースファンだ。

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先発2:田中将大

○勝負強さ/×被弾、投球内容にムラあり

日本球界を代表するエース。ツーシーム、フォーシーム、スプリット、スライダーを投げわけ、打者を翻弄する。しかしここ3年は被弾を浴びる機会が増え、防御率も4点台と納得のいく成績を残せていない。今季は契約最終年なだけにいい成績を残して、FAでいい契約をもぎ取りたい。アイドル、競馬好きとしても知られる。

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先発3:L.セベリーノ

○球速、スライダー/×故障明け、たまに乱調

100マイルを超すフォーシームで打者をねじ伏せる弱冠26歳の豪腕。昨季は右肩の故障が長引き9月まで登板できなかった。19勝を挙げた2018年のような投球を見せられるか注目したい。

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先発4:J.パクストン

○凡打を/×手術による出遅れ

ヤンキース移籍一年目は15勝でチームをけん引した。動きのある速球で凡打と三振を築いていく。ただ、2月に受けた手術の影響で復帰は5〜6月ごろになるのが懸念点だ。

 

リリーフ1:Z.ブリットン

○シンカー、被本塁打/×制球

ほとんどの球が150キロ半ばのシンカーでゴロを打ち取る難攻不落のリリーバー。手痛い一打を食らう場面が少なく、被本塁打は基本的に年間5本以下と安定感抜群だ。

 

リリーフ2:A.オタビーノ

○実績あり/×制球

今年35歳のベテランリリーバー。サイド気味のフォームからのスライダーを軸とした投球で打者有利のロッキーズで成績を残してきた。昨季ヤンキースに移ってからもロッキーズ時代の背番号0を着用し、ヤンキース唯一の背番号一桁となっている。

 

リリーフ3:C.グリーン

奪三振、四球の少なさ/×被本塁打

ロングリリーフもできる便利な中継ぎ投手。イニング数を大きく超す奪三振に加え、与四球も少ないが被本塁打率があまり良くないため安定感があるとは言い難い。

 

クローザー:A.チャップマン

○超速球、左腕/×コントロール、自滅型

キューバ出身の世界最速クローザー。最速169キロとギネスにも認定された速球で打者を圧倒する。ただコントロールは悪いため自滅するか抑えるかのどちらかになる。2009年のWBCではキューバ代表として出場し日本戦にも登板したがその時は2イニングで3失点で敗戦投手になっている。

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【MLB球団紹介in2020】Tampa Bay Rays ア・リーグ東地区

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<歴史>

1995年の球団拡張により98年に創設された比較的新しいチーム。同時期に誕生し、ワールド制覇も果たしたダイアモンドバックスとは対照的に長らく低迷していたが、2008年にリーグ優勝を果たしワールドシリーズに進出した。その際岩村もチームに貢献している。その後はスモールマーケットながら2010年に地区優勝、2011年と13年、19年にはワイルドカードに進出している。ホーム球場であるトロピカーナフィールドはメジャー唯一の密閉式ドームで大谷はトロピカーナフィールドでサイクル安打を達成している。

 

<昨シーズンと今シーズンの展望>

昨季はサイ・ヤング賞受賞のB.スネルの不調があったものの、A.メドウズとT.グラスノーらのトレード加入組とFA加入のC.モートンの活躍とオープナーを駆使した戦略でワイルドカードではあるがポストシーズン進出を果たした。ALDSでアストロズに敗れたもたが、今季はH.レンフロや筒香といったパワーのある選手を補強しさらなる躍進をめざす。

 

<スタメン予想> *赤字は新加入

キャッチャー:M.ペレス

○打撃 /×実績小

捕手の層が薄いレイズにおいてM.ズニーノとポジション争いが想定される。守備で優れるズニーノに対して、ペレスは打撃の確実性でズニーノ優っている。しかしズニーノの復調やペレスの打撃不振があれば正捕手の座はズニーノに取って代わられるだろう。

 

ファースト:崔志萬(チェ・ジマン)

○打撃、四球を選べる /×スピード

韓国プロ野球を経由せず渡米をした韓国人野手。2015年オフにはルール・ファイブドラフト(日本でも導入が検討されている現役ドラフト) でヤンキースに、そして2016年オフにはDFA(事実上の戦力外)など紆余曲折がありレイズにたどり着いたが昨季は19本塁打と飛躍の一年となった。ポジション、プレースタイル共に筒香と共通するために筒香とのポジション争いが繰り広げられるだろう。

 

セカンド:B.ロウ

○新人ながらオールスター選出、打撃/×フリースインガー

昨春に6年2400万ドルの複数年契約を結んだ。新人ながらオールスターに選出されたが故障で惜しくも出場とはならず。フリースインガーだがパンチ力のある打撃が魅力だ。ちなみにロウという名字の選手がレイズにはN.ロウ、J.ロウと3人いてN.ロウとJ.ロウは兄弟だがB.ロウは兄弟ではない。

 

サード:筒香嘉智

○打撃、性格 /×守備、速球対応、メジャー実績なし

今季から海を渡ったハマの大砲。NPBでは本塁打と打率と出塁率を両立したバッティングでWBC日本代表としても活躍した。レイズではライバル競争が激しく、成績次第ではレギュラーの座を失う可能性も十分にありスタートダッシュが重要だ。

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ショート:W.アダメス

○強肩、長打/×コンタクト

強肩を生かした守備と20ホーマーを放ったパンチ力でショートの座を手にした、ドミニカ出身の24歳。将来的には30ホーマーを狙えるとの見立てがあるが昨シーズンは153三振を喫しており改善する必要がある。

 

レフト:H.レンフロー

○パワー、強肩/×ミート力

T.ファムとのトレードでパドレスから獲得したパワーモンスター。投手有利なペトコパークながら昨季は33ホーマーと、怪力ぶりは健在だ。ただ2割前半の打率は流石に低いのでもうすこしコンタクト力を上げたい。

 

センター:K.キアマイアー

○守備 /×怪我、打撃

アクロバティックかつ広い守備範囲でセンターを支配する'ジ・アウトロー'。ゴールデングラブ賞3度受賞しており、外野守備ナンバー1との評価も。ただプレースタイルゆえに怪我しがちなのはもったいない。

 

ライト:A.メドウズ

○走攻どちらも優れる、広角打法/×故障しがち、肩

昨季は33ホーマー、打率2割9分1厘にオールスター選出と大ブレイクの一年となった。C.アーチャーとのトレードでパイレーツに加わったがその時に後述のT.グラスノーと有望右腕のS.バズも加入しており、レイズの大儲けトレードとなった。マイナー時代はケガの苦しむ場面もあり耐久性に多少の懸念がある。

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DH:J.マルティネス

○アベレージ型 /×守備

先日カージナルスからトレードで加入した。遅咲き野手。ファースト、サード、外野と筒香に似たようなポジションを担当しており強力なライバルとなるはずだ。ヒットをコンスタントに出して率を3割に高い水準で維持できるのが魅力だ。

 

<投手陣予想>

先発1:C.モートン

奪三振、ゴロ/×年齢

2017年にアストロズに移籍してから14勝、15勝、16勝と勝ち星を重ねているベテラン右腕。高速シンカーを軸に三振とゴロで打ち取るピッチングで昨季はレイズの先発陣をけん引した。2016年までの故障癖と36歳という年齢が懸念か

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先発2:B.スネル

サイ・ヤング賞投手、緩急 /×ケガ明け

一昨年の防御率1点台、21勝という圧巻の成績から一転、昨季はケガの影響もあり不本意な一年となった。左腕から繰り出される150キロ超えの直球と緩急の効いたカーブで打者を翻弄する。今季は再ブレイクを果たせるか?

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先発3:T.グラスノー 

奪三振 /×故障、1年間ローテを守られるか

パイレーツでは速球とカーブのコンビネーションで期待を浴びながら制球の不安定から中継ぎに回っていたが、レイズに移籍が再び先発に戻ると昨季は12先発ながら防御率1.78と才能の片鱗を見せつけた。故障しがちなだけにどれくらいイニングを投げられるかに注目したい。

 

先発4:B.マッケイ

○二刀流、コントロール/×ランナーを許す、イニング数

MLBでも大谷と同様、二刀流を継続する2017年全体4位の有望株。投手としては150キロを超す直球にコントロールもよく来季は先発もしくはオープナー時の第二先発として起用されるだろう。打撃も四球を選べ、一発もあるパワーヒッターとして評価されている。

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リリーフ1:R.ヤーブロー

○第二先発、制球/×平凡な成績

レイズの新戦略オープナーで第二先発として抜擢され2年連続二桁勝利を収めている。しかし成績は防御率4点台付近と圧巻な成績ではない。それでも140イニング投げて四球20と難しい立ち回りで制球量を維持しているのは立派だ。

 

リリーフ2:D.カスティー

○オープナー時の先発、起用法が便利 /×ランナーを出す

昨季オープナーとして6先発、時には勝ちパターンも担当した便利な中継ぎ投手。シンカーなどの動くボールが持ち味だがwhip(1イニングあたりのランナーに出した数)が1.24と勝ちパターンにしては安定感に欠く。ランナーを減らして質の向上を目指していきたい。

 

クローザー:N.アンダーソン

奪三振/×遅咲き、投球イニング

シーズン途中からトレードで加入したリリーバー。昨季29歳でデビューした遅咲きだが、レイズ加入後は安定した投球で勝ちパターンも担った。イニング数を大きく上回る奪三振で相手チームを抑え込む。マイナーを含めると4年連続50イニング投げているため多少のケガの可能性がある。

横浜DeNAベイスターズがもしオープナーを実践したら

今回は前回の続きで、ベイスターズがオープナーをした場合の運用方法について考えていきたいと思います!

 

*オープナーの記事はこちらから

https://mucho0420.hatenablog.com/entry/20200121/1579590022

 

◎オープナー起用法

まずNPBにおいて1軍は29人、試合に出場できるのは25人と決められています。また、野手は14〜16人なので投手は13〜15人を1軍することができる計算となります!

なので

①本来の先発 3〜4人 

②オープナー時の先発 1〜3人

③主に第二先発として使うロングリリーバー 2〜4人

④通常の中継ぎ 2〜4人

⑤セットアッパー 2〜3人

⑥クローザー 1人

とざっくり役割別に配分できます!(もちろん投手運用は流動的なので数はあくまでも目安です)

それではベイスターズで各役割に当てはまる選手を上げていきます!

 

 

①本来の先発    *赤字は新加入

・今永昇太 

2019年はチームトップの13勝で復活&先発の柱として投手陣を支えた。間違いなくベイスターズのエースであり、チームの躍進のためには今年と同成績以上が求められる。1発病があるものの安定感が増せば沢村賞も狙える。

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・濱口遥大 17試合6勝5敗 (2完封) 9QS 3.17

開幕当初は安定感抜群であったが1年間通すとやはり不安定さが目立ち、年間通してローテーションを守れなかった。しかし、イニングを稼げる点から1年間投げられれば二桁勝利も可能。今永に続く2,3番手に期待。 

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・上茶谷大河 25試合7勝6敗 9QS 3.96

ルーキーながら1年間ローテーションを守りベイスターズのAクラスに貢献したのは間違いない。来年度は2桁勝利に期待したい。

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・東克己 7試合4勝2敗

2018年度の新人王。昨年は故障もあり、十分な結果を出せなかった。彼がいたら優勝の可能性も十分あった。ベイスターズの優勝に向けて東と濱口投手の復活が不可欠だろう。

 

平良拳太郎

山口俊(ブルージェイズ)の人的保証で加入した若手。昨シーズンは7月までは安定した成績を残したものの後半に失速し、5勝6敗防御率4.11という成績に終わった。しかし、課題であったスタミナについても徐々にイニングが稼げるようになっており、今シーズンはローテ定着できるか。

 

・ピープルズ(外国人枠)

外国人枠として確定しているソト、エスコバー(+ロペス)と残り1,2枠の外国人枠を実績のあるパットンと新加入のオースティンと争うことになる。他の中継ぎ陣の登板過多からパットン、筒香移籍の穴を埋める打力としてオースティンが期待しているため、ピープルズの優先順位は低い。しかし故障者が多いベイスターズの先発陣を考えると先発不足になる可能性は十分ある。さらに昨季74試合に登板したエスコバーの勤続疲労や昨年成績の残せなかったパットンの状態が上がらないならピープルズにも十分チャンスがあるだろう。

 

・坂本裕哉(新人)
大学ナンバー1左腕。今永、濱口、東とこれまでのベイスターズ大卒左腕の実績を見るに期待をしてしまう選手。期待の部類に入れているが他の選手よりローテ入りの可能性が高いだろう。櫻井同様左腕不足から中継ぎの可能性もあり

 

 

②オープナー時の先発

国吉佑樹
オープナーのイメージとして最初に挙げられるのは国吉だろう。しかし、去年の4/21にオープナーで先発をした際は1回4失点と1試合で考慮するのは難しいが期待にはこたえられなかった。その時は球速も本来の時よりも5キロほど遅かったので、中継ぎ時の球速を維持出来るかが重要になってくるだろう。

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・石田健大
昨年は40試合登板(先発7試合)4勝1敗11HP防御率2.14と復活を遂げた左腕。前半戦で中継ぎを中心に登板し安定した成績を残した。先発に復帰するも中継ぎ事情から中継ぎに戻るなど便利屋として使われたイメージが強く、チームにとってはありがたい存在だ。中継ぎとしての起用が現実的だが、過去の先発経験からオープナー時の先発として起用するのもありではないだろうか。

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藤岡好明
昨年は32試合で防御率1.86と抜群の安定感を見せた投手陣最高齢のベテラン。ソフトバンク時代には先発経験もあり、オープナーとしての登板も面白いかもしれない。

 

・濱矢廣大
ウインターリーグで好成績も四死球の課題は克服できず、来季は27歳と年齢的にも勝負の年となるだろう。ウインターリーグの活躍もありオープナーの抜擢も考えられるのではないだろうか。

 

 

③第二先発として使うロングリリーバー 

・斎藤俊介 

9月の中日戦で5回1失点と好投。中継ぎとしては成績を残せなかったが1試合であるものの先発としては結果を出している。先発、中継ぎ適性もあり、オープナー時には様々な起用法が考えられる。

 

・京山将弥

先発として期待されているが昨年は結果を出せなかった。オープナーとして挙げた理由として先発としてチームを支えた2018年は6回を鬼門としていた京山だが、オープナーでは十分安定した結果を残せるのではないかと思う。実際、昨シーズンのオープナー起用時には3番手で4イニング無失点の好投を見せている。先発として経験を積ませたいチームの意向も無視できない京山だが個人的にはオープナーを通して先発定着のきっかけをつかんでほしい。

 

・大貫晋一

新人ながらチーム3位の6勝をあげた。しかし防御率5点台など攻略されつつあり、1年間ローテを守ることができなかった。そのため、先発としてではなく、敗戦処理など戦況に応じたロングリリーフで起用する方が現時点では適していると考える。

 

・井納翔一

ベイスターズにとって貴重なイニングイーターの投手。昨シーズン序盤は安定感があったが打ち込まれるようになり、4勝5敗という成績に終わった。33歳とベテランの領域に入っており、奮起が求められる。井納投手がロングリリーフとして多くのイニングを投げることにより中継ぎ陣の負担を減らすことにつながるだろう。

 

・中川虎大
昨年は育成のスタートながらイースタン最優秀防御率最多勝投手で、7月には支配下登録された。

中日戦に先発し2回1失点で敗戦投手。昨シーズンは3試合で1敗防御率5.40であったがまだ20歳。第二先発として1軍のマウンドの経験を積みながら、いずれは先発ローテーションを担って欲しい。

 

・阪口浩亮
高卒3年目となる右腕。昨年は1軍で3試合に登板するも防御率5.87と試合を作ることはできなかった。今年も2軍中心に先発として経験を積んでいくだろう。1軍定着の足がかりとしてロングリリーフの起用も考えられる。

 

 

④通常の中継ぎ 

・三上朋也
ルーキーイヤーから中継ぎ陣を支えた投手。昨年は勤続疲労もあり、右肘を痛め、シーズンの多くを治療に費やし、復帰後も本来の姿を見せることができず、悔しいシーズンに終わった。三上不在により負担が三嶋、エスコバーに集まった。今シーズンは本来の姿に戻り、中継ぎの中心となることを期待する。

 

三嶋一輝
伸び悩んでいたが18年から急成長を見せ、今ではベイスターズにとって不可欠な選手。特に昨年はエスコバーとともに中継ぎ陣を支えた右腕。しかし防御率は4.33と悪化した。これまでの勤続疲労が今シーズンどれほど響くのか非常に不安な点である。

 

・武藤裕太
中日からトライアウトを経てベイスターズに加入した中堅中継ぎ投手。昨シーズンは31試合で38イニング防御率3.32と敗戦処理などを中心に安定した成績を残してくれた。敗戦処理やビハインドで投げることで勝ちパターンなどを担う中継ぎ投手の負担を減らすことにつながるだろう。

 

・櫻井周斗
清宮キラーとして知られる左腕。昨年は中継ぎ中心に1軍で14試合に登板した。イースタンでは22試合に登板32回2.25と安定した成績を残した。来年は1軍を中心に登板してほしい。高校時代は先発だったが貴重な左腕であり、中継ぎでの起用が考えられる。

 

・笠井崇正
早稲田大学スポーツ学科に一般入試で入学し、硬式野球部を2日で退部した異色の投手。そして現役大学生でありながら独立リーガーとなった初の選手である。昨年は前年の2試合を上回る16試合に登板など順調にステップアップしており、今シーズンはさらなる飛躍の年にしてほしい。

 

田中健二郎(トミージョン手術)
17年度の球団初のAクラス入りを果たした時の功労者であるタナケンこと田中健二郎投手だが、昨シーズンは登板ゼロに終わり、オフシーズンにトミー・ジョン手術を行うなど苦しいシーズンになった。復帰は早くても8月以降となるだろう。

 

 

⑤セットアッパー 

砂田弘
育成出身ながらベイスターズの中継ぎを支えてきた左腕。これまでのAクラス入りに大きく貢献してきたが、昨年は出場試合を大きく減らし、16試合5.11と本来の姿を見せられなかった。しかし、2軍では防御率0.93と2軍ですることはもう何もないだろう。同じ左腕のエスコバーを休ませるためには彼の復活は不可避だろう。

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・パットン
17年は62試合で防御率2.70、18年度は58試合で2.57と安定した成績を残していたが、昨年は42試合で5.15にまで防御率が悪化、与四球が22と不運なジャッジもあったがワースト成績となり、冷蔵庫を殴った際の骨折でシーズンを終えた。2年契約の最終年でもあり結果が求められるシーズンとなる。

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エスコバー
昨年の中継ぎの柱であり、チーム最多の74試合に登板し、2.51と抜群の安定感があり、NPB左腕でナンバーワンの160キロの最速記録を持つ剛腕。しかし、ここ2年で53試合、74試合と勤続疲労の不安があり、理想とすれば彼の登板を50試合ほどに抑えたい。そのためには他の投手の奮闘が不可欠だ。

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⑥クローザー 

山崎康晃 

文句なしの成績を上げ、名球会も狙えるスピードで新人時からセーブを積み上げているハマの守護神。しかし、将来的なメジャー挑戦を掲げており、早ければ来シーズンオフにはポスティングでメジャー挑戦の可能性もあり、将来的な抑え候補も見つけなければいけない。

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◎まとめ

今回の起用法はあくまでも予想であり、そもそもラミレス監督がオープナーを採用するかはわからない。ローテーションの谷間で出来るだけ負け試合を減らすという考えがあるオープナーでは、そもそも先発の柱が勝ちをある程度積み上げなければいけない。例えばレイズでは2018年度はスネル(21勝、サイヤング賞)、2019年度はモートン(16勝)という勝ち頭がチームをけん引していた。DeNAベイスターズでは今永、濱口、上茶谷あたりに期待したい。最後にオープナーを成功するためには出来るだけ起用法を固定することが大事だろう。普段中継ぎをしている投手が初回を投げるのは精神的にも難しい。いかに計画的に行うかが鍵になってくると個人的に考える。