現役慶應生シニマルの色々ブログ

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【MLB球団紹介in2020】New York Yankees ア・リーグ東地区

<歴史>

言わずと知れた名門球団。リーグ優勝40回、ワールドシリーズ制覇27回は圧倒的な数字だ。1901年に球団が創設されて以来、B.ルース、L.ゲーリック、M.マントル、R.ジャクソン、R.クレメンス、D.ジーター、A.ロドリゲスなどスター選手が在籍している。規律を重んじ、髭や長い髪は禁じられており、選手が移籍した際は身だしなみを整える紳士球団。ちなみに歴史が長いのと数多くのスター選手が在籍していたこともあり、永久欠番が22個もあり1番から10番全てが永久欠番だ。

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<昨シーズンと今シーズンの展望>

昨シーズンは一時期には11人もの選手が故障者リストに入るなどけが人でスタメンが組めるほど離脱者に苦しんだシーズンだったが、アーシェラやルメィヒューといった伏兵が活躍し、103勝で地区優勝を果たした。しかしリーグ優勝決定戦でアストロズに敗れ、2009年以来のワールドシリーズ進出は叶わなかった。オフにはそのアストロズからコールを9年3億2400万ドルという超大型契約で獲得し、2009年以来のワールドシリーズ制覇を目指す。

 

<スタメン予想>赤字は新加入

キャッチャー:G.サンチェス

○パワー、強肩/×捕球、打率

規定打席未到達ながらヤンキースの捕手本塁打記録となる34本をマークした、パワーがウリの捕手。打率は高くないがコンスタントにホームランをマークできる。守備はキャッチング問題を抱えつつも、高い盗塁阻止率をマークするなど肩には自信あり。

 

ファースト:L.ボイト

○パワー、四球/×ヘルニア

2018年途中にカージナルスからトレード加入し才能を開花させたパワーヒッター。三振は多いもののその分四球も選べるため計算ができる打者だ。不安要素は昨季にヘルニアで離脱をしており、それの症状悪化だ。

 

セカンド:D.J.ルメィヒュー

○アベレージヒッター、守備/×パワーに関しては確変??

ロッキーズから移籍した昨季は、故障者続出の内野陣を支えた。ヤンキースでもアベレージヒッターとして、3割2分7厘をマークしただけではなく、キャリアハイとなる26ホーマーをマーク。守備も確実性の高い守備で過去にはゴールデングラブ賞を受賞するなど高評価だ。

 

サード:G.アーシェラ

○打撃/×選球眼、真価の問われる1年

ヤンキースに移籍して大飛躍の一年となった。2018年はDFA(戦力外に近い放出)されるなど目立った活躍はなかったが、昨季は故障のM.アンドゥハーに代わり正三塁手の座を射止めた。成績も3割1分4厘と文句なしの成績を残した。ただ今季はM.アンドゥハーも復帰するため試練の一年となる。

 

ショート:G.トーレス

○パワー、若さ /×過去にトミージョン手術、守備

ヤンキースの未来を担う打撃がウリのスター候補。昨季は22歳ながらチーム最多の38ホーマーとスター階段を駆け上がっている。守備に関してはセカンドとショートを守れるが失策は多めだ。

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レフト:C.フレイジャー

○長打力、守備/×三振

さらなる飛躍が期待される25歳の外野手。長打力、肩と攻守に優れているが三振が多いのがネック。層の厚いヤンキース野手陣の中で定位置をつかむことができるか注目したい。

 

センター:B.ガードナー

○俊足、守備/×高齢

ヤンキース一筋でプレーする、36歳のベテランプレイヤー。昨季は離脱者の穴を埋める活躍を見せ、本塁打は26本と自己ベストを更新した。かつては盗塁王に輝いた俊足を生かし、守備でもチームを支える。

 

ライト:A.ジャッジ

○パワー、守備、人格/×三振、怪我

2メートル超えの体からホームランを量産する。ヤンキースの大砲。2017年に新人王とホームラン王を同時受賞したが、ここ2年は怪我で納得のいくシーズンを送れていない。フルシーズンでプレーできればヤンキースも安定した戦いを繰り広げられるだろう。人格者として知られ、ファンサービスもいい。またヤンキースタジアムでは名前にちなんだ裁判官のシートが設けられている。

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DH:G.スタントン

○パワー/×三振、怪我

凄まじいスイングスピードで、スタンドに特大ホームランを打ち込む、MLBを代表するアーチスト。打球速度は最速199キロと殺人級の打球を放つ。しかし昨季は複数の怪我でわずか18試合の出場にとどまった。今季はヤンキースタジアムでホームランを量産する彼の姿をみたい。

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<投手陣予想>

先発1:G.コール

奪三振、速球、変化球/×投球過多?

常勝軍団アストロズから9年3億2400万ドルという大金でヤンキースに加わったドクターK。155キロ近いフォーシームと切れ味鋭いスライダーとカーブで打者を手玉にとる。2018年にアストロズに移籍してから2年で35勝10敗と圧倒的な成績を収め、ヤンキースでもエースとして活躍ができるか注目だ。西海岸カリフォルニア州出身だが父の影響でヤンキースファンだ。

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先発2:田中将大

○勝負強さ/×被弾、投球内容にムラあり

日本球界を代表するエース。ツーシーム、フォーシーム、スプリット、スライダーを投げわけ、打者を翻弄する。しかしここ3年は被弾を浴びる機会が増え、防御率も4点台と納得のいく成績を残せていない。今季は契約最終年なだけにいい成績を残して、FAでいい契約をもぎ取りたい。アイドル、競馬好きとしても知られる。

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先発3:L.セベリーノ

○球速、スライダー/×故障明け、たまに乱調

100マイルを超すフォーシームで打者をねじ伏せる弱冠26歳の豪腕。昨季は右肩の故障が長引き9月まで登板できなかった。19勝を挙げた2018年のような投球を見せられるか注目したい。

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先発4:J.パクストン

○凡打を/×手術による出遅れ

ヤンキース移籍一年目は15勝でチームをけん引した。動きのある速球で凡打と三振を築いていく。ただ、2月に受けた手術の影響で復帰は5〜6月ごろになるのが懸念点だ。

 

リリーフ1:Z.ブリットン

○シンカー、被本塁打/×制球

ほとんどの球が150キロ半ばのシンカーでゴロを打ち取る難攻不落のリリーバー。手痛い一打を食らう場面が少なく、被本塁打は基本的に年間5本以下と安定感抜群だ。

 

リリーフ2:A.オタビーノ

○実績あり/×制球

今年35歳のベテランリリーバー。サイド気味のフォームからのスライダーを軸とした投球で打者有利のロッキーズで成績を残してきた。昨季ヤンキースに移ってからもロッキーズ時代の背番号0を着用し、ヤンキース唯一の背番号一桁となっている。

 

リリーフ3:C.グリーン

奪三振、四球の少なさ/×被本塁打

ロングリリーフもできる便利な中継ぎ投手。イニング数を大きく超す奪三振に加え、与四球も少ないが被本塁打率があまり良くないため安定感があるとは言い難い。

 

クローザー:A.チャップマン

○超速球、左腕/×コントロール、自滅型

キューバ出身の世界最速クローザー。最速169キロとギネスにも認定された速球で打者を圧倒する。ただコントロールは悪いため自滅するか抑えるかのどちらかになる。2009年のWBCではキューバ代表として出場し日本戦にも登板したがその時は2イニングで3失点で敗戦投手になっている。

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