横浜DeNAベイスターズが本格導入?? オープナーについて
2月にはキャンプ、そしてオープン戦と球春の季節到来ですね😊
ところで先日このような記事がありました!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191230-00000039-dal-base
DeNAベイスターズのラミレス監督が来季はオープナーを積極的に活用するとのこと…
<そもそもオープナーって?>
「オープナーって何?」って人もいるかもしれません。そういう人に向けてまずはオープナーの説明をしたいと思います!
オープナーは中継ぎ投手を先発させ、短いイニング(1,2イニング)投げた後に先発適性のあるような投手がロングリリーフで3〜5イニング投げて試合を作っていく新しい戦略です!
<MLBでは定着しつつある戦法>
従来の先発の概念を覆す投手起用ですが、MLBでは採用するチームも増えています。まずオープナーの先駆けであるレイズは2018年からオープナーを取り入れ、大方の予想を覆す90勝72敗の躍進を果たし、2019年にはワイルドカードでポストシーズン進出にも成功しています。その中で2番手のロングリリーフとして多く起用されたR.ヤーブローは2018年に38登板でそのうち先発数は6にも関わらず16勝というオープナーならではの成績を残しています!
<どのように投手を運用していくのか>
ではローテーションとしてはどのように組むのかについて説明したいと思います。
まず2018年のレイズの例から取り上げたいと思います。
先発1:B.スネル
先発2:C.アーチャー(シーズン途中で移籍)
先発3:N.イオバルディ(シーズン途中で移籍)
先発4:T.グラスノー(シーズン途中加入)
先発5:J.ファリア
このように5人ローテが普通のMLBにおいてレイズ先発事情は非常に厳しいものでした。シーズン通して従来の先発を守ったのはスネルのみで、100イニング以上投げたのはスネルと先述のヤーブローだけでした。ではこのような状況で90勝をあげたのか。その理由の一つがオープナー戦法です。先発が足りない谷間の試合に本来はリリーバーだったR.スタネク、D.カスティーヨ、H.ウッド、S.ロモらを先発で短いイニング登板させ、その後にヤーブロー、Y.チリーノスらにロングイニングの継投をすることで1年間投手を運用していきました。
では日本だとどのような運用法になるのか。週に5,6試合を6人ローテで回していくNPBでオープナー戦法を採用する場合、従来の長いイニング投げる先発4〜5人、そして週の1〜3試合をオープナー戦法で戦っていくという方法になると想定できます。
<日本でのオープナー>
昨季NPBでオープナーを実践したのはDeNAベイスターズと日本ハムファイターズです。しかしレイズのようなシーズンを通してというわけではなく、局所で利用する程度でした。
次回はDeNAがオープナーを採用をした場合どのような運用になるのかついてまとめていきます!
ご閲覧ありがとうございました!