現役慶應生シニマルの色々ブログ

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【MLB球団紹介in2020】Cincinnati Reds ナ・リーグ中部

 先日秋山選手がシンシナティレッズと3年契約が結ばれたとの報道がありましたね!レッズはこれまで日本人が所属したことのない唯一の球団でしたがこれによりすべての球団に日本人選手が所属していたこととなりました🙀

というわけで今回はそんなレッズについてのチーム紹介をしていきます😃

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〈歴史〉

1882年に創設されたカブスブレーブスに次ぐ歴史ある球団で、1970年代にはジョニーベンチ、ピートローズ、ジョーモーガンからならビッグレッドマシンの活躍によって黄金期を迎え1975,6年とワールドシリーズを連覇します!ちなみに1978年にはチームとして日米野球で来日しています!その後2000年代はレジェンドであるケングリフィーJrが加入するものの低迷期となり2012年には地区優勝を果たしたりするものの近年は再び下位に沈むシーズンが多くなっている。

 

〈昨シーズンと今シーズンの展望〉 

昨シーズンはグレイ、ロアークの補強、カスティーヨやアキーノのブレイク、スアレス本塁打量産などプラス材料が多い一年だったがチームの中心ボットーの劣化、二遊間と先発投手の駒不足が響き75勝87敗でナ・リーグ中地区4位に終わった。オフにはムスタカス、秋山、マイリーと弱点を補強し今季に向けて戦力をあげた。今季はカスティーヨ、バウアー、グレイの三本柱がいかに機能するかにかかっているだろう。カブスブリュワーズといった同地区の成績次第ではポストシーズン進出も狙える一年になるだろう。

 

〈スタメン予想〉赤字は新加入

キャッチャー:T.バーンハート

+守備 /-打率

2017年にはゴールデングラブ賞を受賞した守備型捕手。しかし盗塁阻止率は2017年の40%から20%代前半に低下し、今季は真価の問われるシーズンになる。

 

ファースト:J.ボットー

+長打力、選球眼/-高齢によるパフォーマンス低下

レッズ一筋のフランチャイズプライヤー。年間100を超す四球で通算7度の最高出塁率をマーク。だが、去年は打率、出塁率を大幅に下げキャリアハイからは程遠いシーズンに終わった。内野フライが極めて少なく昨年6828打席目にして初のファーストフライを記録した。

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セカンド:M.ムスタカス

+長打力、コンタクト /-四球数

今オフにブリュワーズから4年6400万ドルで移籍してきたパワーヒッター。フリースインガーゆえの出塁率の低さから2017年オフのFAの時には低評価を受けた。しかし直近3シーズンで102ホーマーの長打力は本物だ。大学ではアメフトのQBの二刀流をしていた。

 

サード:E.スアレス

+パワー/-三振

2018年日米野球にも来日したスラッガー。昨シーズンは49ホーマーでキャリアハイのシーズンを過ごした。三振数が多いものの打率も残せるので問題視する必要は無しか。

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ショート:F.ガルビス

+守備 /-ミート力、選球眼

昨シーズン途中から加入した。ダイナミックな守備で観客を魅了する守備型の選手。打撃の方は二桁ホームランをマークするパンチ力はあるが三振率が高く、この後の補強次第ではベンチに回る可能性も

 

レフト:J.ウィンカー

+打撃、選球眼 /-守備

昨シーズン台頭した大型外野手。フルシーズンプレーすれば25本塁打程度見込める打撃と四球を選ぶことができる好打者で今季は飛躍のシーズンになることが期待される。

 

センター:秋山翔吾

安打製造機、俊足、丈夫 /-実績無し、得点圏

満を辞して渡米した、日本が誇る安打製造機。最近5年で最多安打を4回を獲得し、メジャーで成功を収めたイチローや青木とプレースタイルが似ているのも期待できるポイントだ。去年は得点圏での打率が2割4分4厘とチャンスで打てなかったので、理想は1番での起用か?

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ライト:N.カステヤノス

+パワー /−守備、フリースインガー

4年契約で新加入した打撃がウリのパワーヒッター。昨季途中からトレードでカブスに移籍すると51試合16本、OPS1超えと大きく活躍しただけに新天地でも活躍に期待したい。しかし守備は失策が多く、指標で見てもマイナス評価だ。

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第四外野手?:A.アキーノ

+パワー /-コンタクト

昨シーズン衝撃的なデビューを果たした。最初の17試合で11本の本塁打をマークし、元巨人のマイコラスからもスリーランを放った。しかし終盤は失速し、打率も2割5分代に落ち着いた。今季も去年のような成績を残し、レギュラーに定着することができるか注目したい。

 

〈投手陣予想〉

先発1:L.カスティー

+フォーシーム、チェンジアップ/-制球

27歳ながらチームを支える本格派エース。150キロ後半のフォーシームを武器に昨シーズンはチーム最多の15勝を挙げ、オールスターにも選出された。四球の割合が増加しているのが数少ない懸念ポイントだ。

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先発2:T.バウアー

奪三振、完成度 /-ムラがある、性格

時折ネットを騒がせる曲者ピッチャー。150キロ付近のストレートに加え評価の高いカーブ、スプリット、スライダーで三振を稼げ、4年連続二桁勝利中。昨シーズンはインディアンズでプレーをしていたが、7月に炎上し降板する際にボールをセンター方向に投げつけ批判をうけ、その後レッズにトレードされた。

 

先発3:S.グレイ

+直球、ゴロ /- 一昨年は不調

アスレチックス、ヤンキースとチームをまたいで来た小柄な先発投手。去年は防御率を2.87に下げ復活。打たせて取ることも、三振も取れる本格派。

 

先発4:W.マイリー

+イニングイーター /-終盤失速、荒れ玉

アストロズから移籍した、カッターを主体に投球するピッチャー。ある程度イニングを稼げるのは先発4〜5番手としては魅力的。アストロズでは9月に大荒れしポストシーズンでは先発の座を失った。

 

リリーフ:M.ローレンゼン

+ 速球、打撃/-登板過多

160キロに達するようなツーシームを中心に昨シーズンは70試合登板。それだけではなく打撃にも定評があり代打でも起用できる。2018年には4本のホームランを放ちそのうち1本は代打満塁ホームランだ。

 

クローザー:R.イグレシアス

奪三振率、シンカー /-被本塁打

キューバ出身のクローザー。シンカーとスライダーを武器にするものの昨シーズンは乱れた投球が多かった。クローザーながら12敗をするなど、セーブ場面失敗することもあり、今年は正念場の1年となる。